« 2025年4月 | トップページ | 2025年6月 »

2025年5月30日 (金)

本日第二回定例会開会 議論を聞いてふつふつと

久々のブログ更新となりました。

 

本日(5/30)から座間市議会第二回定例会が開会、議案の提案説明と質疑が行われました。今回提案された議案については特段質すこともないかなと思い、私自身は質疑を行わなかったのですが、他の議員の質疑に対する答弁を聞いていると、「?」と思うことがいくつかあり、質疑通告が出していればと後悔した次第です。

 

一つは、市内に8館あるコミュニティセンターから排出される一般廃棄物の処分委託料の増額補正。提案説明としては「物価高騰や人件費の上昇により、予算編成時の見積り額と乖離があるため」というもの。

 

「まあ、確かに物価高騰等の影響を考えれば、そうだろうなあ」ぐらいにしか考えていなかったのですが、今日の議会での議論や、本会議終了後の担当課とのヒアリングを通じて多少どういうことなのか、ということが分かってきました。

 

それは、これまでの委託料の設定がほんとうに適正だったのか、ということ。過去の分をみると、本件は随意契約で、予算編成時に2社見積りをとっているようですが、2社の見積り額は、相当な開きがあるとのこと。もちろん市は安い方の事業者と契約しているのですが、見積額の相当な開きからすると、適正価格を下回るダンピングの可能性はないか。随意契約は本市の契約規則に基づいて適正に行われているか、等々といったところが、今後の審査において究明されることが必要だと思います。

 

もう一つは、市内に3か所設置されている子育て支援センターの開館日、開館時間を変更する条例改正。これまで、土日は休館日となっていたものを土曜日の会館と、開館時間を30分早めて930分からとするもの。

 

以前から、同センターの土日開所を求める声は議会でも上がっていましたので、土曜開所は歓迎すべきことなのですが、日曜開所を求める質疑に対して当局は、「委託事業者の安定的な運営が行えるどうか」という旨の答弁。

 

これには、おもわず「事業者のせいにするなよ!」と「ひとり言」を発しました。だって、そうでしょ、現状の委託料のままで事業者に日曜開所を求めても、人員体制等を確保することができないのは当たり前。(今回は、土曜開所するものの平日のうち1日を休館とすることですから、委託料は現状維持を想定していると思われる)

しっかりと市が委託料を増やして、日曜開所を依頼するのが筋でしょ。日曜開所ができないのは事業者の問題ではなく、市の姿勢の問題です。これも今後の常任委員会の審査を注目していきます。(私の所管委員会ではないので)

 

Img_20250530_194536

|

« 2025年4月 | トップページ | 2025年6月 »