沖縄県知事選 翁長氏が勝利。今後の焦点は「埋立承認」の取り消し。
昨日の沖縄県知事選では、「辺野古新基地建設ノー」を掲げた翁長氏が当選しました。今回の県知事選には、4人の候補者が立候補されていましたが、辺野古新基地建設に関するそれぞれの主張の以下のとおり。
翁長雄志氏(前那覇市長):辺野古新基地建設反対
仲井真弘多氏(前沖縄県知事):普天間基地の辺野古移設推進
下地幹郎氏(前衆議院議員):県民投票で決着を
喜納昌吉氏(前参議院議員):前知事が行った辺野古埋立承認の取り消し
(なお、それぞれの政治スタンスについては、この記事が興味深いhttp://politas.jp/articles/180)
翁長氏が勝利したことにより、焦点は「どのようにして新基地建設を阻止するのか」ということになります。翁長氏は、喜納氏が主張した「埋立承認の取り消し」について明言はせず、そのスタンスは、「瑕疵があれば、取り消しも視野にいれて」というもの。
これに対し、政府は「埋立承認がある限り、粛々と工事を進めている。知事選で移設反対の候補が勝っても、工事に影響はない」(菅官房長官)としています。
翁長新知事が就任するのは、12月10日。新知事は、前知事が行った「埋立承認」を取り消すのどうかと、もう一つ防衛省が申請している辺野古埋立工事の一部変更を「承認」するのかどうかという判断が問われることになります。(「一部変更」申請は、稲嶺名護市長が辺野古移設反対のため、市に関わる手続きをなしに工事を進めるため)
また、可能性としては前知事の仲井真氏が、12月10日の任期切れ直前に「一部変更」申請を承認してしまうこともあり得ます。
政府・防衛省のスケジュールでは、辺野古の本格的な埋立工事が始まるのは来年3月。翁長新知事は、就任早々、この二つの重要な判断を迫られることになるわけです。
いずれにせよ、翁長新知事から「辺野古新基地建設反対の立場は貫いたが、残念ながら工事は止められなかった」というようなコメントを聞かされることだけはないよう願うものです。
<参考>
翁長氏、早期に上京、訪米へ 「承認撤回あり得る」 (琉球新報 11/17付)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-234627-storytopic-3.html
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