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2013年8月29日 (木)

全員が「ざまりん」シャツの風景

今日から座間市議会は第三回定例会が開会しました。主な議案は、2012年度決算(一般会計、特別会計、企業会計)です。これまで座間市議会は、企業会計=水道事業会計だけ第三回定例会(9月)に決算審査を行っていましたが、今年から全ての会計の決算議案が審査されることになりました。そのため、8月22日の議案書配布から9月30日の閉会まで、けっこうヘビーな毎日が続くことになりますが、審査の状況は、できるかぎりこのブログでもご報告したいと思っております。

さて、今日の朝本会議場に入ってビックリしたのは、市長以下、副市長、各部長が並んだ理事者席の風景。全員が座間市のマスコットキャラクター「ざまりん」が胸のところについているおそろいのシャツを着ている姿。

<「ざまりん」シャツ>

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この「ざまりん」については、名前の由来の関係であまりネガティブなことは言いたくはないのですが、相対している全員が「ざまりん」シャツを着ているというのは、けっこう異様な風景です。

おそらく、「申し合わせ」か「指示」があったものと思われますが、どうなのでしょうかねえ。そろいもそろって、「みんないっしょ」というのは。

「ざまりん」への愛情は、けっこうなことですが、愛情というのは、「愛国心」もそうですが、内から湧き上ってくるものであり、だれかに強制されるものではないでしょう。

強制される「愛」ほど醜いものはない。そう思います。

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2013年8月28日 (水)

オスプレイが墜ちプレイ

朝日新聞DIGITALをお試し購読してみたところですが、こんな記事が、

オスプレイ、米ネバタで着陸失敗 通常の訓練中

【ロサンゼルス=藤えりか】米ネバダ州クリーチ空軍基地近くで26日午後3時半すぎ、米海兵隊の新型輸送機オスプレイ(MV22)が着陸に失敗した。乗員4人は脱出、けがはなかった。地元紙ラスベガス・レビュー・ジャーナルが報じた。原因や機体の損傷状況などは明らかになっていない。

このオスプレイは米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備されているものと同型機。カリフォルニア州のミラマー海兵隊航空基地に所属、クリーチ空軍基地との合同による通常の訓練中だったという。報道によると、現場は同空軍基地の北西約5キロ、同州最大の都市ラスベガスから北西約80キロの高速道沿いの公有地とみられる。

座間市議会は明日から第三回定例会が開会しますが、8月30日の本会議では神奈川ネットワーク運動から「米軍ヘリHH60墜落事故の早期原因解明と情報提供を求める決議」案が提出されることになっています。文案は以下のとおり。

 米軍救難ヘリコプターHH60が、沖縄宜野座村の米軍基地キャンプ・ハンセン内山林に墜落した事故は、県民の被害はなかったものの、ひとつ間違えば大惨事となる重大な事故である。
 安倍首相、仲井眞沖縄県知事、當眞宜野座村長をはじめ、多くの沖縄県民による原因究明と再発防止を求める要請行動の結果、同型機の飛行は一時取りやめとなったが、墜落原因が解明されないまま飛行の再開がなされたことに、沖縄県民の反発はさらに強まっている。
 墜落したHH60は、システムの不具合や回転翼のトラブル等で、緊急着陸や基地外への不時着が相次いでいる。また、キャンプ座間にも類似のヘリコプターUH60Aが5機備えられており、事故は決して他人事ではない。在日米陸軍ジェームズ・ブーザー新司令官はその就任式に際し、今回の事故について「情報が分かり次第これを共有させたい」と話したとされるが、今のところ情報提供はない。
 よって本市議会は、事故原因の早期解明と再発防止、並びに基地内における事故発生に関する速やかな情報伝達・情報提供を強く求めるものである。
 以上、決議する。

この決議案は、先日8/22の議会運営委員会に提出されたもので、私としては「原因解明と情報提供」の前にしっかりと「抗議」の意思を明確に表明すべきものと思う次第ですけども、まあ余りにも当然なことなので、本会議ではすんなりと全会一致で可決するだろうとふんでいました。

ところが当日、最大会派である「新政いさま」の委員さんから、「上から7行目から11行目までを削除してほしい。削除したならば賛同できる」という発言。削除を要求されたところは、キャンプ座間に関係する部分。すなわち今回の「事故は他人事ではない」という、まさに本市議会の意思表明としては核心的なところ。

理由としてあげられていたことは、「市民の不安感をあおることになる」「沖縄での事故であって、キャンプ座間とは別」というもの。ヘリ墜落の不安を現実のものとさせないために、事故原因の解明や情報提供をもとめた、きわめて穏当な決議文案を「不安をあおるもの」というのは、なかなか理解に苦しむものがあります。

この「削除依頼」に提出者である神奈川ネットの委員さんは、当然ながら拒否。「新政いさま」のみなさんは、8月30日の本会議場でその態度を明らかにするとのことですから、どうするのか注目です。

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2013年8月26日 (月)

原発作業員は「資材」?!

この前のブログで、元原発作業員の林哲哉さんのお話の抜粋を紹介しましたが、もう一つ強烈に印象に残ったことがありました。

それは、東電では作業員の相談窓口は、資材部となっていること。作業員は「資材」なのか、ということですが、この話を聞いた時の私の感想は、「東電はお役所と同じ発想なんだ」ということ。

というのは、今ちょうど座間市議会では2012年度の決算審査に入るところですが、行政の予算書・決算書では、市役所の正規職員の給与等は、「人件費」として計上されていますが、非正規の臨時職員や非常勤職員の賃金は、「人件費」ではなく「物件費」として計上されています。

非正規職員は「人」ではなく「物」ということです。なんか、根底にある「考え方」において、共通していると思いませんか。

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2013年8月25日 (日)

東電福島第一原発は今どうなっているのか?!

昨日(8/24)、市政報告会を開催しました。市政報告会と言っても今回は特別企画「東京電力福島第一原発は今どうなっているのか?!」というテーマで、元原発収束作業員の林哲哉さん、さらに前衆議院議員の川内博史さんにおこしいただき、お話を聞きました。

林さんからは、2012年6月、9月~10月と2回にわたって福島第一原発に作業員として「収束」作業に従事された時の話をしていただきましたが、驚くことばかり。

私がインタビュアーのような形で、お話を聞く立場でしたので、全くメモなど書き残していないのですが、強烈に覚えていることを記していくと、

・一番最初に行った時の会社は、6次下請け、建屋のカバーリングをしている会社。経歴書の職歴には、なぜかこう書きなさいという見本があった。経験者を採用しているというアリバイ?

・採用の際は、作業員のサーベイ(放射能測定)ということだったのに二重のタイベックと鉛のチョッキ、酸素ボンベを背負って、汚染水循環装置のかくはん機交換に行けと言われた。

・そこの線量は1msv/分。作業員の上限は20ミリSv/年、1日5分やったら4日で上限に達する。採用の際の話と違うじゃないか、その後はどうするの?って聞いたら、「明日から来なくていい」と言われた。

・20ミリSv/年は東電の基準だが、毎年4月1日でリセット。つまり、3月31日までに20ミリSv被ばくしていても、4月1日は0から再スタート。

・2回目は4号機の燃料棒を取り出した後に、保管する乾式キャスクの地盤基礎工事。1号~4号までの建屋で作業している様子は見たことがない。まったく手つかずの状態。建屋周辺に人がいるのは、報道陣が来た時だけ。その時だけ、タイベックの背中にTEPCOと書かれた人が現場に来る。

・汚染水のタンクを事後直後から作っていた人の話では、タンクができる前までは、ダイレクトにホースを海に向けて出していたとのこと。

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川内博史さんにお越しいただけることになったのは、ほんとに急遽。私とは前々からおつきあいはあったのですが、たまたま前日に東京で開かれた講演会のために鹿児島から上京されておられ、前日に電話で話した時に、「座間にも寄ってくださいよ」とダメ元でお願いしたら快くOKしていただき、来ていただきました。

川内さんは、今年3月に2回、民間人(ただ今浪人中)ではただ一人福島第一原発1号炉の建屋内に入った方。その際のビデオを上映しながら報告をしていただきました。

(その際のビデオはこちらからご覧ください)

川内さんのお話のポイントは、事故原因の検証問題。

・政府や東電は、「津波による全電源喪失によるものと思われる」として、巧みに断定はしていないが、マスコミが報道すると「津波のせい」と広く流布されている。

・原発には非常用復水器が設置されているが、東電になぜ止めたのか聞いたところ、手順書があってそれにしたがって止めたということだったので、その手順書を見せてくれといったら、出てきたのはほとんど黒塗りだった。その黒塗りの手順書の写真は雑誌「ネイチャー」の表紙になった。

・もし、津波より前に地震で非常用復水器の配管損傷があった場合、水素爆発の発生源は、1号炉4階の非常用復水器があるところになるのでは。

・5階についていた大型搬入口の鉄板(5m×5m、1.5t)が、爆発で吹き飛ばされてない。4階には落ちていなかった。ということは上に吹き飛んだことになる。5階で爆発したら上に吹き飛ばないのでは。

・1号炉建屋内に同行した東電の技術担当のトップは、「4階で爆発した可能性はある」と認めている。現在5階は階段が吹き飛ばされて誰も行けない状態。

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お二人のお話は、実際に福島第一原発の中に入られての、まさに生々しいもので、マスコミではほとんど語られていないものでした。

今、まさに汚染水の問題などで全く対応不能となっている東電。これでも情報の隠ぺいや安易な対応策(=弥縫策)が、問題をさらに拡大するという悪循環になっています。

先のブログでも書きましたが、なぜ安倍政権はこの事態に責任を持って対応しようとしないのか?!。下手したら、国際問題になりかねませんよ。(もうなっているかもしれませんが・・・)

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2013年8月22日 (木)

どこが「収束」!? 福島第一原発

東京電力福島第一原発で高濃度放射能汚染水の漏えいが止まらない状態。タンクのどこから漏れたのか、いつから漏れたのか、どこへ行ったのか、全て「わからない」状態ですからね。

東京電力によると、漏えいした汚染水の放射線量は、100mmシーベルト/hということですが、これとて、汚染水の直上50cmのところでの値。直接の線量は、「高すぎて測れない」とのことです。

まさに「泥縄状態」のフクイチですが、気になるのは首相とはじめ閣僚など政府関係者のコメントがみあたらないことです。(夏休みなのか?!)なぜなんでしょう?

安倍政権は、この事態に対する認識とコメントをあきらかにすべきです。そして、民主党野田政権時代に発した悪名高い「原発事故収束宣言」は間違っていたと言うべきでしょう。あの「収束宣言」は、「安定して冷却水が循環し、原子炉の底の部分と格納容器内の温度が100℃以下に保たれており、万一何らかのトラブルが生じても敷地外の放射線量が十分低く保たれる、といった点が技術的に確認をされました」とまで言っているわけですから、今の事態はそれからかけ離れたものであることは明らかなはずです。

まさか、安倍首相がお嫌いな民主党政権下の「収束宣言」を「ふしゅう」(失礼!)、踏襲されるわけじゃないですよね。

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2013年8月12日 (月)

暑中お見舞い申し上げます。

暑中お見舞い申し上げます。

本来は儀礼的なものとして発せられるこの言葉ですが、今の時期は、大変リアルですね。

ご承知の方もいらっしゃるかもしれませんが、我が家は原発事故以前から、エアコンの使用はNG。使用が許されるのはお客さんが来た時だけですので、毎日大変「良い汗」をかかせてもらっています。

さて、先週は私が所属する常任委員会と特別委員会の視察旅行。千葉県八千代市、栃木県鹿沼市、福島県会津若松市に行ってきました。今年度から、座間市議会では議員視察の後に、各議員の「所感」を提出することになりました。議員各自が文書で委員長に提出、委員長がそれを取りまとめ、議長に「復命書」として提出することになったわけです。

「所感」はもちろん議会の正式な文書となりますので、情報公開条例の適用対象です。まあ、何かと話題になる「視察旅行」ですが、座間市議会の視察で、各議員はどういったことを学んでいるのか、興味のある方は情報公開請求されてはどうでしょうか。

ちなみに、私が提出した所感は、こちら。

教育市民常任委員会 「20138.pdf」をダウンロード
議会改革特別委員会 「2013.8.7.pdf」をダウンロード


下の写真は、1937年(S12年)に建てられた会津若松市役所の議場。なかなか素晴らしいものです。

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2013年8月 8日 (木)

おきなが明久レポートNO89

おきなが明久レポートNO89を発行しました。

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No894




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2013年8月 6日 (火)

また、米軍ヘリ墜落・炎上

昨日(8/5)午後4時頃、沖縄県宜野座村の米海兵隊キャンプ・ハンセン内の山林に、米空軍嘉手納基地所属のヘリHH60が墜落、炎上しました。

私がこの第一報に接したのは、5時半すぎ。昨日、今日と教育市民常任委員会の視察で、千葉県八千代市と栃木県鹿沼市を訪れていたのですが、八千代市から移動し、宇都宮市のホテルに着いてTVをつけたとたん、このニュースが飛び込んできました。

この時、NHKの第一報は「米軍ヘリが不時着」というもの。画面には、山林からもくもくと白い煙と炎が見えるにもかかわらず「不時着」の報道でしたから、「どこが不時着じゃ、墜落じゃないか」と一人突っ込み。

実は、キャンプ・ハンセンは、2009年市議会基地対策特別委員会で金武町を視察した際に、ゲートの外から見学したことがあります。

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この写真は、フェンスの外からキャンプ・ハンセン内を撮影したものですが、遠くの山肌が、茶色となっているのがおわかりになるでしょうか。これはなぜかと言えば、米軍の実弾射撃訓練で山火事が発生した後。しかも、これは珍しいことではなく、ここでは日常茶飯事のこと。TVのインタビューでも、基地周辺の住民のみなさんは、「また、実弾射撃訓練による山火事か」と思われた方もいたようです。

すでに報道されていますが、この山林から住民が住む市街地まではわずか約2km。高速道路までは約1km。そんなところで、日常茶飯事の如く、実弾射撃による山火事が発生し、今度はヘリの墜落ですからね。

こうした現実に際しても、日本政府は、相変わらずの常套句、「事故の原因究明と再発防止策を求めたい」と。まずは米軍に対し、「抗議」でしょ。そして、沖縄の米軍基地を固定化したままで、再発防止もあったものじゃない。

まずは、この「現実」の中で、オスプレイの沖縄配備はあり得ない。

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2013年8月 3日 (土)

「国民会議」って・・・・・。

政府の社会保障制度改革国民会議の最終報告書案が公表されています。主な「改革」項目は、

・70~74歳の医療費窓口負担引き上げ
・国民健康保険の運営を都道府県に移管
・大企業の健康保険組合の負担増
・介護保険の要支援(軽度)をサービス対象から切り離す
・介護保険のサービス利用料(一律1割)を「高額所得者」は引き上げ
・年金開始年齢の引き上げ

とのこと。新聞報道だけで詳細を承知していませんが、率直に思うのは、おやおや、いつの間にか「給付抑制」と「負担強化」の話になってしまったのか、ということです。

「社会保障制度改革国民会議」は、2012年民主党野田政権下で、民主、自民、公明の「三党合意」で設置が確認されたもので、言うなれば、消費税増税の談合合意の「言い訳」のようなもの。「消費税増税する代わりに、将来の社会保障はこういう風に充実しますよ」ということを決めるものだったはずです。

現に野田首相(当時)の第1回会議冒頭でのあいさつは、

 私は、一体改革に政治生命をかけて取り組んでまいりました。将来の世代にツケを先送りし続ける政治と決別し、人生前半の社会保障の充実をさせ、併せて社会保障の安定財源としての消費税引上げという、決断を行いました。
 世間の一部ではまだ、残念ながら「増税先行」との誤った批判を受けておりますけれども、これまでに、年金を4本、子育てを3本、そして改革基本法という「社会保障関連の8本」と「税制改革の2本」とこういう法律を成立させてきております。同時に、非正規雇用問題や高齢者の雇用促進のための法整備も実現させてまいりました。
 しかし、我が国が誇る国民皆保険・皆年金、多くの人々が有り難みを実感している介護保険といった社会保障制度を持続可能なものとし、将来世代に確実に引き継いでいくためには、いまだ道半ばであります。孤立化した子育てへの支援を求める若いお母さん・お父さん。働くことに不安を訴える若者。今後の年金や医療・介護を心配する声。全国各地で人々の切実な思いを実感をしております。
 この国民会議は、社会保障の残された課題について更に議論を進め、一つひとつ道筋をつけていくために、3党合意に基づく改革推進法によって設置された大変重要な会議であります。 来年8月21日までの法定期限の下ではありますけれども、国民の揺るぎない安心につながるよう、委員の皆様には、精力的なご議論を、心からお願いしたいと思います。

これを見る限り、「給付抑制」や「負担強化」をにおわせるものはありませんが、よく読んでみると「立派な作文」であることに気が付きます。

 「不安を訴える若者」「年金や医療・介護を心配する声」「全国各地の人々の切実な思いを実感しております」とあたかも国民の声に寄り添うようにしながら、目的は「社会保障制度を持続可能」にすることしか言っていません。

この「制度の持続可能性」という言葉、ここ10年間ぐらいから厚生労働省が多用するようになったもので、地方自治体も安易に追随して使っていたりしますが、私は根本的な思想において間違っていると思っています。

本来厚生労働省が考えるべきことは、まず「人間の持続可能性」のはず。制度が「持続可能」であっても、給付抑制や負担強化で、福祉サービスの利用者が、人間として「持続不可能」になれば、何のための制度ということになります。まさに「ベットに合わせて人間の足を切る」ようなものです。

まずは、どの世代も「健康で文化的な最低限度の生活を営」(憲法第25条)み、「幸福追求に対する権利」(憲法第13条)を最大限尊重する社会保障制度を再設計し、そのための財源を富の社会的再分配によって、公正に調達すること、このことこそが求められていると思います。

とりあえず、「制度の持続可能性という言葉が出てきたらご注意を!」です。その後に続くのは、目的と手段を逆転させた給付抑制と負担強化の「論理」です。

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