« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

2010年8月30日 (月)

県・市合同防災訓練 雑感

昨日は、県・座間市合同防災訓練が相模川河川敷でありました。私自身、久しぶりの防災訓練の「見学」。今回は県との合同訓練ということで、毎年行われる市の訓練に比べて規模は大きくなっていましたが、(関係者のみなさんのご尽力は重々承知の上で)内容については、やはり改善が必要だと感じました。

端的に言えば、「見学」と書いたことに象徴されますが、基本的に市民の「参加型」「体験型」ではないということです。自治会役員の方々も参加され、一部「参加型」の形態を取っていますが、ほとんどが各機関(消防、警察、自衛隊、在日米軍)による、資機材を使った「デモンストレーション」と言った方が正確でしょう。

一方今回は、河川敷の中央会場と共に、総合福祉センターでは座間市社会福祉協議会、ボランティア連絡協議会、災害ボランティアネットワークの皆さん方による「災害救援ボランティア支援センター開設・運営訓練」が開催されていました。こちらの方は、まさに「参加・体験型」であり、極めて実践的な訓練でしょう。

自治体の防災(減災)訓練としては、やはり後者の市民の参加による実践的な訓練に比重を移していくべきではないかと思いますね。では、従来の「デモンストレーション型訓練」はどうするのか?ということですが、前々から私は「防災フェスティバル」という名前にでも変更すれば良いと思っています。訓練というよりデモンストレーションですから、多くの人々に「見て」もらえば良いじゃないですか。訓練というならやはり市民が参加・体験できる取り組みを重視すべきでしょう。

ビル屋上に取り残された人々をヘリで救出する訓練

Ts3b0108

| | トラックバック (0)

2010年8月23日 (月)

米軍基地との災害協定

8月19日、座間市基地返還促進等市民連絡協議会、座間市安全対策課、消防本部などによる在日米軍厚木航空施設(基地)の臨時視察が行われました。この視察は、在日米海軍厚木航空施設側から座間市へ災害時の覚書締結の申し出があり、その前に座間市側に防災施設、機材を見て欲しいと要請があり、今回の視察となったものです。視察内容は、厚木基地の副司令官、防災責任者からのブリーフィング・質疑応答、防災施設・機材の視察。

この災害時の厚木基地との覚書は、すでに2009年4月に横浜市、2010年7月に大和市、綾瀬市、2010年8月に海老名市との間で締結されています。こうした動きは、キャンプ座間(米陸軍)も同様ですが、米軍再編の過程で米側から急に打ち出されてきたもので、最大の狙いは「いかに米軍基地が災害の時にはお役にたちますよ」という「基地広報」の一貫ではないかと思ってしまいます。

私も質疑応答で、何点か質しましたが、問題は有効性。一つは、爆音被害を撒き散らしている厚木基地周辺自治体との協定を米軍側は考えているようですが、米軍側が示してきた厚木基地から半径13km圏内の人口は470万人。例えば大規模地震の際など、厚木基地が備蓄する資機材が、470万人を抱えるこの地域でどれほど有効に活用されるのか、率直なところで疑問です。(もし「有効性」があるとすれば、滑走路を使った救援物資の受け入れや救護者の搬送ぐらい)

もう一つ気になったのは、すでに締結している自治体との覚書を見ましたが、その中で「災害」の定義として、自然災害とあわせて「人的災害」を明記していることです。ブリーフィングの際に、厚木基地の危機管理プログラムでは、「厚木基地が被る可能性があるリスク」として、「テロリズム(化学・生物・放射性物質、核、放射能を放出する爆発物や焼夷弾、電磁波、サイバーテロ)」が列記されています。これらも「人的災害」の範疇ということなのでしょう。

「人的災害」の中に核攻撃や生物化学兵器による攻撃が想定されているわけですが、これらが使用されると言う時は、まさに「戦争状態」でしょ。ということは「戦時」における被害に対して、周辺自治体も「協力」するということなのでしょうか。小泉政権時に成立した「机上の空論」=国民保護法に基づく「座間市国民保護計画」では、米軍基地との「連携」は具体的に触れられていません。つまり、「戦時」における米軍と周辺自治体との「連携」ということになれば、明らかに「防災」の範囲を超えることになります。その部分に踏み込むということなのでしょうか。すでに締結した自治体はどう考えているのでしょう?「周辺自治体もやっているから」なんて言って、安易に考えるのは禁物。法的に言えば、災害基本法制下と国民保護法制下と厳密に区分して考える必要があるでしょう。

米軍側の言う「人的災害」の中の「戦時被害」は、そもそも米軍基地がここにあることに起因するもの。周辺自治体の市民にとって基地撤去が最大の「防災」であることは言うまでもありません。

米軍の防護服

Ts3b0094

整備中の災害時の緊急指令センター

Ts3b0101

| | トラックバック (0)

2010年8月15日 (日)

平和遺族会

敗戦記念日の今日、平和遺族会全国連絡会主催の「『韓国併合』100年ー植民地支配を清算しよう アジアの平和と和解・共生を」と題した集会と平和行進に参加してきました。一昨年、昨年と選挙関係で参加できず、3年ぶりでしたが、靖国神社周辺の状況はだいぶ前とは違っていました。

今年は、政権交代後最初の8月15日。菅内閣の閣僚は一人も参拝をしないことを事前に明らかにし、特に政治的に「焦点化」することはありませんでしたが、その影響からかどうかわかりませんが、「恒例」の右翼の街宣車ーなどによる平和行進への妨害は、一段と強まっていた感じでした。行進中も何回となく、街宣車による妨害、さらに街宣車を降りてデモ隊へ突入を試みようとしていました。

また、靖国神社周辺では、「行動する保守」を標榜する「市民団体」(?)が、「外国人参政権反対」「選択的夫婦別姓反対」の署名運動。不況の進行、格差の拡大、将来不安の中でその不満を排外主義などいわゆる「右バネ」によって、問題の本質から目をそらせようとするのは、歴史的経験ではありますが、さて、自民党はこうした「懲りない人々」と手を携えて失地回復を図っていくのでしょうか。

平和遺族会平和行進

Ts3b0082

突入しようとする右翼

2010815

| | トラックバック (0)

2010年8月13日 (金)

かながわ市民派議員会議

昨日、今日と「かながわ市民派議員会議」の夏季研修会、総会に参加してきました。研修会の講師は、去る7月2期目の当選を果たされた嘉田由紀子滋賀県知事。2006年、当時民主党が政権交代をめざしながら、自民・公明と相乗り、その候補者を「もったいない!」というスローガンを掲げて破った嘉田さん。今回の選挙では、自・公候補をダブルスコア、滋賀県知事選史上最大の票数で破っての再選です。

今回の嘉田さんのスローガンは、「もったいないプラス+」。嘉田さんによるとそのこころは、

4年前の「もったいない」は、単に事業の見直しばかりを求めたものではありません。人の力や自然の力に敬意をはらい、その本来の力が発揮されないと惜しいと思う、日本人、近江人の精神文化の実践をめざして、子育てや、環境保全政策を実行してまいりました。

しかし、急激な景気悪化などの社会・経済情勢の変化もあり、大きな不安が日本人の心、また滋賀県民の心を今覆っているように思います。今こそ、これらの不安を安心と希望に変える政治が県政に求められています。(「かだ由紀子と県民がつくる滋賀の未来をひらくマニフェスト2010」より)

だそうで、詳しくはこちらをご覧ください。

私が特に印象に残ったのは、「役人がいくら『りっぱな制度』をつくっても、大事なことは住民の『共感』」という趣旨のことを話されていたことです。まさに政権交代後の民主党政権がそうでしょう。普天間、消費税、年金、医療、子育て、何をとっても「信頼」と「共感」を得られなければ、どうしようもありません。やれ、「ねじれ」だとか、「過半数に足りない」とか言われていますが、それはあくまでも国会内(議会内)の「数字」。やはり大切なのは国民の「共感」、当たり前ですが民主主義の基本です。

P10103172

| | トラックバック (0)

2010年8月 8日 (日)

北アルプス

酷暑の毎日、しばし暑い座間市を離れて家族で北アルプスへ。黒部ダムの長野県側の入口となる大町市内のバンガローに宿泊。そこを拠点に3日間、2000m級の山々をトレッキング。気温は20度前後、雲の中を歩くのはとても不思議な気分です。不安だった足腰の衰えも、選挙のポスター貼りで鍛えられたのか、へばることなく走破することができました。

若い頃は、山登りなどやろうとも思いませんでしたが、やってみるとなかなかの充実感です。「高齢者登山ブーム」がわかるような気がします。そういえば、私がほとんど登山などしなかった学生時代、大学の山岳部やワンゲルの友達は、夏山、冬山と繰り出していましたが、今回山でお会したのは、ほとんどが中年~高齢者の方々ばかり。若者の姿はほとんど見ませんでした。

黒部ダムの近くの針ノ木岳(2821m)の雪渓を見ようと登っている時、お会いしたご夫婦は、75歳と74歳。群馬県の桐生市から日帰りでこられ、朝4時から登りはじめたとのこと。ただただ、感服です。でも気をつけなければいけないのは、滑落などの事故。うちの娘も崖の所で突然「恐怖心」が出てきたようで、立ちすくんでしまうということもありました。充分な知識と訓練を経て、次には是非「縦走コース」に挑戦してみたいものです。

鉢の木岳の雪渓

P10102442

八方尾根

P10102912

白馬雪渓

P10102972

| | トラックバック (0)

« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »