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2009年7月29日 (水)

今日の新聞記事から

今日の新聞記事から、私が注目したのは、まず、

「介護基準 半年で再修正」

今年4月から、要介護認定の基準が変更され、従来より軽度の認定が相次ぎ、これまで受けられていたサービスが受けられなくなる人が続出していましたが、わずか半年での見直し。これも、やはり総選挙を控えての「選挙効果」の一つでしょうか。いずれにせよ、介護保険の2006年度改訂から厚労省がとっている一貫した姿勢は、「給付抑制」。これは財源問題と一体のものですが、やはり給付を増やせば負担も増えるという制度自身の矛盾に突き当たります。所得水準を無視した利用料の一律10%負担、累進性が極めて緩やかな保険料設定、この二つの問題を解決しなければ、制度自身の破綻、すなわち必要な人が介護を受けられない状態がすくなからず生まれてくるでしょう。

「横浜中田市長が辞職会見 なぜ今?疑問と批判」

記者さんは「開港博は低調、女性問題は訴訟2件、職員冷ややか」とやや抑え気味に書いていますが、今冬の任期切れにあたって、これらの問題が焦点化するまえに、「逃げるが勝ち」というパターンでしょうか。まあ、この人らしいと言えばそうですが。特に、開港博の惨状はひどいようで、想定入場者数500万人に対して現状で63万人ですからね。例のクモのオバケのような機械、何億円ものお金で購入したそうですが、終わったらどうするんでしょ。

「遠藤市長 キャンプ座間盆踊りに出席へ 関係修復し6年ぶり」

「米軍司令部移転については、賛成か反対か、自分の見解は言いません」という迷答弁をされた遠藤市長。米軍が主催する盆踊りに参加することは、すでに議会でも表明されていたので驚きはしませんでしたが、驚いたのは「今年、座間市は盆踊りを後援」という記事。そんなことは今まで聞いていません。

経過を整理すると、米軍再編が明らかになる前の2003年まで、座間市はキャンプ座間内の盆踊り大会を米軍と共催していました。盆踊りがたいそう好きな前市長(星野勝司氏)は、毎年浴衣を着て、しかも市の税金で支出した浴衣を米軍高官にプレゼントするというのが恒例行事でした。しかし、米軍再編による司令部移転など基地強化が明らかになると前市長は、市の共催を取りやめ、本人も参加を辞退されており、それが昨年まで続いていたわけです。

それに対し、遠藤新市長は、「基地問題の解決と米軍との交流は別」として、議会でも「招待されれば参加する」という意向は示していました。しかし、今年の予算では、かつてのように、「日米盆踊り大会共催事業費」は計上されていませんでした。それがいきなり、ここに来て座間市が「後援」ですからね。しかも明らかになったのは、米軍司令官の記者会見で。市からは今まで何の説明もありません。

秘書課に問い合わせてみると、米軍側から5月22日に「後援」申請が提出され、6月1日に「承認」されたということですが、6月1日と言えば6月定例会の会期中じゃありませんか。これまで前市長が取ってきた「関与しない」という市の公式態度を変更したわけですから、最低限そのことを明らかにすべきじゃないでしょうか。ちなみに、この「後援申請」の最終決裁は、市長決裁だったそうですから、市長の説明責任が問われるものです。

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