これで「緊急雇用対策」?
5月29日(金)から、座間市議会6月定例会が始まります。主な議案は、2009年度の一般会計補正予算などですが、補正規模は1091万6千円とあまり多くはありません。その中に国の08年度補正予算に基づく「緊急雇用創出事業臨時交付金」というのがあります。
座間市への交付額は、わずか412万4千円。一方事業の方は、
収納向上対策事業(市税等の電話催告)3人
図書館フロアワーク(利用案内) 2人
というもの。しかも、期間はわずか4ヶ月。仰々しい名称とは裏腹にあまりにもお粗末と言った感じで、これで「緊急雇用創出」って言えるのでしょうか。規模・額も1ケタ違うし、期間は最低1年は必要でしょう。結局のところ、市の独自の発想としては雇用対策は、念頭になかったものの、国が100%補助で予算をつけたので、「じゃ、何をやるのか」と考えてひねり出したのではと思ってしまいます。
「つなぎ雇用」と言うなら期間も最低1年はとり、その後の就労相談や生活相談とパックで事業展開するのがスジでしょう。ところがそうした事業展開の予算はありません。(「それはハローワークで仕事で、市の所管ではありません」な~んて言うのでしょうか)ほんとに失業者のニーズにあったものか検証が必要でしょう。
ところで、この前のブログで書いた「新型インフルエンザの相談窓口」についての市のホームページ、ご理解いただいたようで、書き換えられましたね。めずらしく、早い対応ですね。
| 固定リンク
| トラックバック (0)






