今後はどうなる?! 補助金支出は決まったが。
今日は、座間市議会3月定例会の最終本会議。今回も長い本会議になりました。午前中に各常任委員会の委員長報告、その後私をはじめ6名の議員の連名で、2008年度の一般会計補正予算の修正案(法令違反・基準違反が発覚した小規模多機能型居宅介護事業所への1500万円の補助金支出の削除)を動議として提出、私が提案説明を行いました。(おきなが明久レポートにアップしましたので、ご覧下さい)
残念ながら、私の提案説明に対する質疑はなし。その後各会派からの討論が行われました。この修正案に対する各会派の態度は、
賛成6(民主・市民連合、共産党)
反対17(政和会、公明党、市政クラブ、明政会、神奈川ネット)
ということで、修正案が否決され当局原案が可決、補助金支出は議決されました。しかし各会派の討論では、政和会、明政会を除く会派が事業所側、市側の問題を指摘。そういった点では、保守系会派を除く全ての会派において問題が共通認識となった点は、成果と言えるでしょう。
今後は、監査権限を持つ市が事業所に対する監査に入るかどうか。(いくつのも法令違反、基準違反に対してどういう措置を講じるのか) そして指定権者である市の事務執行上の瑕疵(過ち)について、どう説明責任を果たすのか。(申請文書の改ざん、開所後の事後指定、法令・指定基準の認識不足etc) ということが焦点になるでしょう。
私の率直な感想としては、事業所への監査は当然ですが、市も監査の対象ではないかと思うほど、あまりにひどい事務執行です。それが不問にされるということなら、今後あらゆる市民からの申請で「座間市は、申請期日が過ぎても、日付を変えてもらえるんでしょ」とか「法令違反しても見逃してもらえるんでしょ」と言われても市は反論できないはずです。
いずれにしても、今後も市の対応を注視していきますし、その中身如何では、必要な対応をとるつもりです。
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