2021年2月27日 (土)

公益財団法人座間市スポーツ・文化振興財団 理事長人事の怪

昨日から座間市議会では一般質問が始まり、私も登壇しました。

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今回の一般質問で取り上げたテーマは以下のとおり。

1.公益財団法人座間市スポーツ・文化振興財団について
1)理事長の人事について
2)市民体育館・市民文化会館の指定管理者の指定について

2.生活保護について
1)「生活保護は権利」ということについての市長の基本的な認識について
2)扶養照会について

3道路行政について
1)市道30号線の安全対策について
2)道路行政に関する市長の基本的な認識について

ここでは、「1.公益財団法人座間市スポーツ・文化振興財団について」の報告をしておきます。まず、どういったことなのか、という経過説明を私の質問原稿から抜粋します。(少し長いですがご容赦ください)

本年1月17日付けの同財団の情報誌「エール」を見て私は、大変驚きました。なぜかと言えば、同財団の新しい理事長に池田徳晴氏が就任したことが報じられているからです。池田徳晴氏は昨年9月の市議会議員選挙で落選されるまで、市議会議員を務められておられた方です。

一方、同財団の理事長は、発足以来理事長には星野市長の時も、遠藤市長の時も、それぞれ現職の市長が就任されてきました。ですから、昨年9月の市長選挙において前市長の遠藤三紀夫氏が落選され、佐藤みと新市長が就任された以降は、これまでと同様に佐藤市長が同財団の理事長に就任するものだと思っておりましたので、大変驚いた次第です。

さて、公益財団法人座間市スポーツ・文化振興財団とはどういう団体なのか、ということを振り返ってみますと、1990年代、星野市長時代に座間市の核づくり事業として、市役所・市民体育館・市民文化会館などのインフラ整備が行われましたが、これに合わせて「座間市におけるスポーツ及び芸術文化の振興等に関する各種事業を行い、健康でうるおいのある市民生活の確保と地域文化の向上に寄与することを目的」とし、1994年に財団法人として設立され、市民体育館と市民文化会館の管理・運営を受託。その後、指定管理者制度が導入されて以降は、公募によらない特命指定という形で、指定管理者に指定されてきました。また、2013年には公益財団法人としての認可を受けています

設立にあたっては座間市が基本財産2億円を100%出資し、その執行機関にあたる理事会については、これまで理事長には市長が、その他の理事には市を定年退職した幹部職員と現職の教育部長が、議決機関にあたる評議員会には教育長が選任されております。団体の性格としては、いわゆる「市の外郭団体」あるいは「出資団体」と呼ばれるものであり、財政的にも、組織人事的にも、市と密接に関係する団体だと言えます。

では、なぜ今回、これまでとは異なり理事長職を市長ではなく、池田徳晴氏が就任することとなったのか、疑問に思いましたので先日、同財団の専務理事である橋本俊幸氏にお話しを伺いました。

橋本専務理事は、「今まで理事長は、市長が兼務していましたが、委託する方と受ける方が同一人物というのはいかがなものか、ということが課題としてありました。また、財団自身も自主自立で力をつけなくてはならないので、そうしたことを含めて市長が落選して財団の理事も降りられるということになりましたので、ここで思い切って市長=理事長ではないという形をつくって財団を運営していかなければならないと考えました」と述べられておられました。

では、そうした財団の考えを市長に伝え、協議をしたうえで、今回の人事となったのか、ということについては、「市長とは事前に協議をしておりません。財団として独立していますので、評議員会、理事会で決定することができますから、財団として決めたということです」と述べられておられました。つまり、財団側の独自の判断だけで、今回の理事長人事を決定したということです。

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<市民体育館 スカイアリーナ座間>

こうした経過のもと、市長に改めて質したのは、今回の同財団の理事長人事において、事前に市長との協議や相談があったのか? ということ。

これについては、橋本専務理事の言うとおり、「知らなかった」ということで、新理事長「決定後」に、説明があったとのこと。

市長との事前の協議なしに、財団の理事長人事が決まってしまうということは、常識的に考えてあり得ない話です。財団の橋本専務理事が言うように「財団の自立的な運営」ということは、確かに考え方の一つではあると思います。しかし、この財団は座間市が100%出資した団体であること。これまで理事長を現職の市長が務めてきたこと等の経過を考えれば、市と外郭団体とのあり方、あるいは行政運営を担う市長の関与をどうするのか、ということは市政運営の方針にかかわる話です。

それを、今回は、ほぼ理事会だけで発案し決定しています。しかも理事会は市を退職した幹部職員で、ほとんどが占められているので、ごく一部の市の元幹部職員だけで、市政運営の大きな方向性に係ることを決定したと言っても過言ではありません。

しかも、財団の最高議決機関である評議員会では、「理事長と市長との兼任を変更すること」や「財団の自立化」という財団の基本的なあり方をめぐる議論は行われていないことが、今回の質問でも確認されました。

そこで、私は現在、市民体育館と市民文化会館の指定管理として指定されている同財団の今後の指定について、次のように市長に質しました。

これまで同財団が公募によらず特命指定という形で指定管理者に指定されてきました。本市の「公の施設の指定管理制度に関する指針」では、指定管理者の選定にあたっては公募を原則としておりますが、例外規定の中に「専ら当該施設の維持管理、事業運営等を行うことを目的として設立された団体に管理させようとする場合」という規定があり、これまで同財団は「専ら当該施設の維持管理、事業運営等を行うことを目的として設立された団体」とみなされ、公募によらず指定管理者として指定されてきたわけであります。

今回、同財団が行った理事長人事、すなわち現職の市長が理事長に就任しなかったということは、財団専務理事がおっしゃるとおり「市からの独立性を高め、自立的な運営を行う」という意思表示だと捉えられます。ならば、そうした財団の意思を尊重するならば、今後の市民体育館と市民文化会館の指定管理者の指定に当たっては、財団を特命指定するのではなく、公募による選考を行うことが必要だと思われます。まさか、「市からの独立性を高め、自立的な運営を行う」と言いながら、指定管理者の指定だけは財団が独占的あるいは半永久的に指定を受けつづけるということでは、明らかに論理矛盾となってしまいます。市長の見解を伺いたいと思います。

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<市民文化会館 ハーモニーホール座間>

これに対し市長は、「今回の人事だけで判断するものではないが、選定方法についてはこれまでの経過も含めて検討し、総合的に判断したい」との答弁でした。

今回の問題については、私の方へ「今回の理事長人事は、市長選挙の結果(=現職市長の落選、新市長の誕生)から出てきた『遺恨試合』だよ」という声が聞こえてきますが、およそ、財団の理事を占める市の元幹部職員が、そんな子どもじみたことをやるとは考えにくいものです。

いずれにせよ、なぜ、こうした事態となったのかという検証と、財団の今後の在り方はどうするのか。市との関係をどうするのか。といったことについて、建設的な議論が必要だと思います。

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2021年1月12日 (火)

おきなが明久レポート 第116号

おきなが明久レポート第116号を発行しました。

<1・4面>

No11614

<2・3面>

No11623

 

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2021年1月 3日 (日)

今年もよろしくお願いします。

2021年のお正月、皆様方いかがお過ごしでしょうか。

 

今年は元旦と二日が完全オフ日。うちは4人家族(+2匹)ですが、めずらしく家族全員が家にいるという「非日常」に猫たちも戸惑った感じです。

 

元旦午前中は、恒例の湧水めぐりの散歩。(毎年同じことなので、「またか」と思われる方もいらっしゃると思いますが、まあ、お正月ぐらいは私の好きな湧水めぐりをご笑読ください)

 

まずは、県立谷戸山公園。自宅から歩いて56分の距離で里山の風景を堪能できます。(1枚目は午前中、2枚目は午後娘と一緒に来たときに撮ってくれたもの)

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続いて鈴鹿神社を覗くと、例年よりは人では少ないものの、参拝の列が続いていました。

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私は、参拝の列を横目に近くのお寺龍源院へ。

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ここには、「崖下湧水」があります。相模川の河岸段丘の崖下から湧き出てくるもので、湧水量は昨年のお正月と大きな変化はありませんでした。

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この湧水の横には、弁財天があります。

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中を覗いてみると、

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なかなかシュールな石像です。とぐろを巻いた蛇の上に顔が乗っています。ぱっと見ると女性のように見えますが、あごの部分が髭だとすると男性の顔かもしれません。

 

龍源院の付近は、座間市の「特定景観計画地区」で、街並み環境の保全を行っているところです。住民のみなさんとの協力でフェンスやブロック塀ではなく生垣を推奨していますが、龍源院のちょうど目の前のところ、古いおうちがなくなり、新しい建売住宅?に。相続により土地を売られたのか、どういう事情か承知していませんが、「う~ん?残念」といった感じですね。もう少し景観にマッチした建築指導が行われなかったのか、と考えてしまいます。

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次に向かったのは、ここも崖下湧水の心岩寺。

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ここも、湧水量に大きな変化はありませんでした。

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座間市は湧水と地下水に恵まれた地で、水道事業は約85%以上が地下水で賄われています。ダムなどの表流水に比べて、「夏は冷たく冬は暖かい」(というより水温が一定なのでそう感じるということですが)、「おいしい」、そして浄水場などのインフラがいらないので、コストが比較的「安い」という大きな利点があります。この座間の誇るべき「資源」をしっかりと守り、後世へ伝えていきたいものです。

元旦は私にとって、年に一度の「ゆったりした時間」、しっかり堪能させていただきました。

さあ、この1年、また、がんばりますか。

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2020年12月10日 (木)

一般質問の動画がアップされました。

12月4日に行いました私の一般質問の動画が、座間市議会インターネット中継(録画)にアップされましたので、お知らせします。

 

座間市議会 映像インターネット配信 (kensakusystem.jp)

 

今回も私の質問持ち時間60分を残り0秒まで使い、一般質問を行いました。答弁を含めると、約1時間半、お時間がある方はぜひご覧になってみてください。

 

いろいろと忙しいこともあり、というか、最近では「めんどくさくなって」と言った方が正確ですが、今回も「ノー原稿」。質問事項のメモだけでしゃべっています。

 

この「ノー原稿」一般質問、やはり、良い面と悪い面がありまして、良い面は、しゃべり言葉になりますのでわかりやすい、という点。特に、今回は新市長になって初めての一般質問ということもあり、傍聴者もけっこういらっしゃいましたので、その方々に話かけるように、質問をしましたが、その方々からも「わかりやすかったよ」と言っていただきました。

 

一方、悪い面というのは、どうしても時間が長くなってしまうことで、原稿を読み上げる方が、断然多くのことをしゃべることができます。また、後で会議録を見てみると、けっこう日本語的には、ボロボロの感が否めません。今回もおそらく文字に起こすと、日本語的にはひどいものかもしれません。

 

文字おこしをしても、十分見るに堪えうるアドリブ発言をめざして、努力していきたいと思います。

 

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2020年12月 7日 (月)

紅葉の谷戸山公園と丹沢の山々

座間市議会は、本日は一般質問3日目。コロナ禍で、議場での密を避けるため、入場できる議員を半分に減らし、残りの議員は控室でインターネット中継を見る形になっています。

 

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会派に属さない議員4名の控室の窓からは、県立谷戸山公園、遠くには大山をはじめ丹沢山系が見渡せますが、谷戸山公園の木々は、今、紅葉の真っ盛り。今日は天気もよく鮮やかです。

 

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谷戸山公園の手前は市立図書館ですが、「平和」という文字とモニュメントが見えると思います。これは座間市原水爆禁止協議会(会長:座間市長)が設置したもの。

 

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この座間市原水爆禁止協議会、よく間違われるのてすが、「原水爆禁止日本協議会」(略称 日本原水協)の支部でもありませんし、全くの別組織で、座間市独自のもの。初代市長の鹿野文三郎さんが町長時代に、第一回原水爆禁止大会に自ら参加し、帰って来た鹿野さんが核兵器廃絶と被爆者支援を目的に設立した(12期市議を務められ引退された中沢邦雄前市議の話です)もので、現在でもその活動は続いています。

 

明日128日は太平洋戦争の開戦日。1941128日から79年が経過していますが、戦中・戦後を生き抜いた人々の核兵器廃絶と恒久平和を願う気持ちが、今も座間の市政の中には生き続けているのです。

 

本日の議会終了後の夕焼けの風景。

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2020年12月 2日 (水)

明日から一般質問

明日12月3日(木)から座間市議会は、一般質問が始まります。私の登壇はおそらく2日目12月4日(金)の午前中ではないかと思います。(他の議員の質問の進行次第なので確定的ではありません)

今回の私の一般質問の通告は、以下のとおり。

1.市長の政治姿勢について

2.公営企業管理者の基本的な考え方について

1.市長政治姿勢については、以下のような項目を考えています。

1)市長選挙の結果について 12年ぶりとなった市長選挙で現職市長を破って当選された新市長が今回の選挙の結果について、どのように評価しているのか、伺いたいと思っています。

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2)市民との対話について 佐藤市長が選挙戦で訴え、所信表明においても言及された「市民との対話」について、どのように進めていくのか、聞きたいと思っています。

3)情報公開と説明責任について 所信表明で「市民に分かりやすい情報発信と透明性の高い情報公開に取り組みます」と述べられていますので、①情報公開にあたっての基本的な認識、②議員の資料請求に対する基本的な考え方、③市の広報・広聴に係る組織な課題について議論したいと思っています。

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4)産業政策について 中小企業や市内商業は、コロナ禍の中で大きな影響を受け、事業継続が危ぶまれる状況もあります。市長の産業政策に関する基本的な考え方をお聞きし、議論したいと思います。

5)基地対策について 基地の整理・縮小・返還という歴代市長が掲げられてきた「市是」を踏襲するのかどうかお聞きし、前市長時代から私が対応を求めてきた「米軍水道送水管」問題についてどうするのか、聞きたいと思っています。

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2.公営企業管理者の基本的な考え方については、以下の項目です。

1)改正水道法について(実際は「改悪」ですが)の主な内容である「広域連携」=「水道企業体の広域化」と「コンセッション方式(民営化)」についての基本的な考えを質します。

2)宮ケ瀬系県水受水費については、水道事業会計の営業赤字の最大の要因であることから、どのように対処するのかを質します。

3)市街化調整区域の公共下水道整備について、事業計画・資金計画についての基本的な考え方を質します。

コロナ禍で傍聴席は、間隔をあけるため定員の半分しか入ることはできませんが、可能な方はぜひ傍聴へお越しください。また、座間市ホームページの市議会インターネット中継でもご覧いただけますので、こちらの方もよろしくお願いします。

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2020年11月26日 (木)

ご無沙汰しております。

ご無沙汰をしております。

昨日(11月25日)は62歳の誕生日で、いろんな方からメッセージをいただきました。ありがとうございます。

ほんとうは、近況報告の一つでも書かなければならないところですが、幸か不幸か、この年になっても、大変忙しい日々をおくることになっておりまして、(願わくば、安らかに暮らしたいのですが) そのようなことで、メッセージに対して返信できておりませんが、どうかご容赦ください。

今日も、市議会の第4回定例会の初日。議案質疑、総括質疑、議員提出議案への質疑、議員提出議案への反対討論、と本会議で4回の登壇のあと、事務所に戻って来たところです。本日の内容は、1週間後ぐらいに座間市議会インターネット中継の録画がアップされますので、お時間のある方はご覧ください。

そうそう、高校時代や大学時代の友人たちからもメッセをいただいたので、近況報告をかねて、「今日の私」の写真です。立派に「じじい」になっております。明日からも「じじい」はがんばりますよ。

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2020年10月10日 (土)

座間市議会の議会構成が決まりました。

早いもので、市長選挙・市議会議員選挙から3週間が経過しようとしています。この間、当選証書の授与式、全員協議会、会派代表者会議等が開催され、議会の役職等も議長・副議長を除いてほぼ固まりました。

 

会派構成は以下のとおりです。(敬称略 〇は代表者)

自民党・いさま:8名(〇京免康彦、荻原健司、吉田義人、熊切和人、高波貴志、内藤幸男、清水剛)

公明党:4名(〇上沢本尚、安田早苗、加藤学、伊藤多華)

大志会:4名(〇沖本浩二、松橋淳郎、川崎高一、美濃口集)

共産党:2名(〇守屋浩一、星野久美子)

会派に属さない議員:4名(〇沖永明久、安海のぞみ、長瀬美沙、須崎友康)

 

ここで、「会派」とは何か?ということですが、地方自治法においても座間市議会の会議規則においても、どこにも規定されていません。最近は、議会基本条例を制定し、その条例の中で会派を定義している地方議会もありますが、座間市議会は、議会基本条例を制定しておりませんので、法令上の根拠はありません。唯一明記されているのは、「座間市議会 議会運営委員会申し合わせ事項」の中に「会派は、2人以上の議員によって政策理念の一致をもって構成するものとする」とあります。

私自身は、現在は会派に属さない議員ですが、かつては会派に属していましたし、議員が会派を結成することを否定しているわけではありません。しかし、議会運営において、会派の所属議員の数によって質疑時間や質問時間を割り振ったり、議会運営において会派に属さない議員を排除するような「会派中心主義」には否定的です。議員数が100人を超えるという議会ならまだしも、座間市議会のようにたかだが22名の定数の地方議会で、「会派中心主義」なぞ、ちゃんちゃらおかしい、というのが率直なところです。

実は座間市議会は、歴史的にはこうした私の間隔にフィットするような、議会運営を行ってきていました。例えば、会派に属さない議員が複数いる場合は、「みなし会派」として扱い、議会運営委員会に正式な委員として参加することができるとか、任意組織である代表者会議にも代表者が参加することできるとか、総括質疑(国会で言えば代表質問のようなもの)においても、会派の議員数に関係なく同等の時間で行うことができるとか、さらに、議長・副議長や監査委員、委員会委員長の役職決めにおいても、「ポイント制」という議員一人一人がポイントを付与され、議長や副議長のポイント数を多めに設定、それを人数の多い会派がポイントを消化すると、他の役職をとることができず、少数会派でも役職につくことができるという、いわば「民主的談合」を行ってきたりとか、総じて少数会派や会派に属さない議員の権利をしっかりと認めてきたわけです。しかも、議会構成でいえば、特段非自民党系議員が多いというわけでもなくです。まあ、昔の座間市議会の保守系議員は、度量が大きかったということでしょう。

ところが、最近こうした座間市議会の「良き伝統」を、遠藤前市長の「与党」を自認する会派の皆さんは覆そうとし、その多くが改悪されるという事態が生じてきました。特に前期(2016年~2020年)では、議会運営委員会に会派に属さない議員が参加することは、前述の議会申し合わせ事項により担保されているため、できたものの、以下のような改悪が行われてきました。

・総括質疑 これまで会派に属さない議員を含め、各会派160分(質疑時間のみ、答弁時間を含まず)だったものが、10分×会派所属人数となり、会派に属さない議員は10+最大5分の延長で15分に制限。

・会派代表者会議には、会派に属さない議員の代表者は参加させない。(ただし、改選直後の議会運営委員会が設置されるまでは認める)

・議会の広報紙である「議会だより」の「総括質疑」「討論」の紙面スペースも会派の人数に比例して配分。会派に属さない議員は、総括質疑は質疑・答弁を含めて13字×8行=104字、討論は13字×10行=130字と、ツイッターのつぶやき字数(140字)より少なく。

 

まあ、先人たちの英知により、民主的な議会運営を行ってきたものを覆そうとしてきたのが、遠藤市長時代に「与党」を名乗る方々。遠藤前市長といえども、別に議会運営に口を出したり、「与党」会派に「指示」をするなど、そんなことはけっしてなかったと思いますが、こうした方々は、新市長の誕生にともなって、どういう議会運営を行うのでしょうか、注目です。

座間市議会の「良き伝統」を引き継ぐという点では、私は「保守派」です。

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<写真は本文とは関係ありませんが、3期目40代の頃>

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2020年9月21日 (月)

小さな街の大きな変化

昨日(2020年9月20日)投開票の座間市長選挙、市議会議員議員選挙、人口約13万人の小さな街で大きな変化がおこりました。市長選挙で現職で4期目をめざした遠藤三紀夫氏を、新人で前市議会議員の佐藤みと氏が5000票以上の差をつけて勝利。座間市史上初の女性市長が誕生することとなりました。

https://kanaloco.jp/limited/node/240466
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この「変化」の要因については様々な分析があろうかと思いますが、私自身が考えるのは二つのこと。一つは、座間市では過去2回市長選挙は無投票で、遠藤氏が再選を繰り返してきました。市長選挙は実に12年ぶり。無投票は遠藤氏が悪いわけではありませんが、選挙を経ないということは市政運営にあたって「緊張感」を喪失させてしまうこととなってしまったのではないだろうか、そう感じます。


二つ目は、そのことと裏表の関係にありますが、市長と市民との距離感の問題。私もいろいろな市民のみなさん(私の支持者だけでなく)から、「誰が市長なのか知らない」、「市長の顔が見えない」、または知っていても「意見を聞いてくれない」、そんな意見をたくさんお聞きしました。

また、私自身の経験としても、1期目の第4次座間市総合計画策定時は、市民説明会に市長自ら出席し、参加された市民のみなさんのご意見に耳を傾ける姿を目の当たりにしていますが、それ以降(間違っていたら申し訳ありませんが)市長が市が行う説明会等に直接参加されている姿は、あまり見たことがありませんでした。また、議会の答弁においても、一部の議員の質問に対し感情を露わにして答弁したり、議員の資料請求に対しても、その前の星野市政時代には考えられなかったような「資料提出拒否」の姿勢をとっておりました。

首長は、市民との関係、議会との関係においてもしっかりとコミュニケーションをとり、議論を積み重ねる姿勢が大切です。それが失われれば、「距離」が生まれてしまいます。こうした点が、圧倒的な力関係の差(支持団体、支持議員等の「数」)を覆し、佐藤みと氏が勝利した要因ではないかと思います。

一方、市議会議員選挙では私は2034票、前回とほぼ同じくらいの票数、投票率が上がった分、得票率を減らし、順位は前回4位から今回10位となりましたが、なんとか再選を果たすことができました。

https://www.city.zama.kanagawa.jp/www/contents/1599204494704/files/2651.pdf

初当選以来変わらぬご支持をいただいた方々、今回新たに応援をしていただいた方々、また、私を個人推薦していただいたれいわ新選組山本太郎代表、選挙戦を支えていただいたボランティアの方々、いろんな方々に支えられて選挙戦を戦うことができました。まずは、深く感謝です。

そして、今回の選挙で私は最初から最後まで一貫して「市政の流れを変えよう!」と訴えました。結果は新市長の誕生ということで、その端緒を切り開くことができました。しかし、今後新市長がどのような市政運営を行っていくのか、しっかりとチェックし、必要な政策については提案していきたいと思っています。

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市長と議会は、チェックアンドバランス。当たり前ですが、緊張感をもって新市長と向き合っていきたいと思います。

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2020年9月 2日 (水)

お久しぶりです。

大変久々のブログ更新となりました。

まあ、とにかく大変忙しい日々をおくっております。忙しさの一つの要因は、自分自身の選挙。座間市では、913日告示、20日投開票で市長選挙と市議会議員選挙が行われます。

市長選挙は、過去2回にわたって「無投票」で現職市長が再選されてきましたが、今回は前市議会議員の女性の方が立候補を表明し、12年ぶりに市長選挙が行われることになりそうです。

現職の市長が再選された場合は、4期目。前市議会議員の方が当選された場合は、座間市政史上初の女性市長の誕生となります。

いずれにせよ、選挙で市民が選択できることは大変喜ばしいことです。ぜひ、しっかりとした政策論争を行っていただきたいものです。

本来なら市議会第3回定例会は、8月下旬から9月下旬なのですが、選挙がある年はそれが8月上旬から8月下旬に前倒しとなり、すでに828日に閉会しています。私の今期最後の一般質問では、「市長の政治姿勢について」ということで、現職市長の選挙公約や過去12年間の市政運営の総括について議論しました。詳しい内容は、すでに座間市議会インターネット中継の録画が公開されていますので、そちらをご覧ください。

http://www.kensakusystem.jp/zama-vod/index.html

 

市議会議員選挙の方は、定数22名のところに事前説明会には32名が参加されていたとのことで、この方々がそのまま立候補されれば、「10人落ち」という久々の激戦になりそうです。

私は、1996年に初当選させていただき、早いもので624年が過ぎました。この間私は、一貫して既成政党には所属せず、特定の企業、団体、などの支援を受けずに受けずに戦ってきました。だからこそ、議会の中でも外でも、はっきりものを言い行動することができたと思っています。

今回私は、コロナ禍の中で市民の暮らしを守っていくためには、どうすればよいのか、そのための政策をまとめ、新しい「おきなが明久レポート」を作成しましたので、ご覧いただければと思います。

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