2025年10月24日 (金)

おきなが明久レポート第136号

おきなが明久レポート第136号を発行しました。

 

<1面>

座間市 財政調整基金 過去最大の50億円

市民サービスの充実にも!

 

<2面>

外国籍住民は優遇されているのか?

多文化共生・相互理解の街づくりを

 

<3面>

保育園待機児童 今年も県下ワースト

ちぐはぐな保育行政

 

<4面>

市民文化会館、市民体育館

座間市スポーツ・文化振興財団が再び指定管理者に

 

地下水保全対策協力金

水道料金の1%換算でよいのか

 

設備修繕 事後対応型から予防保全型へ

 

No13614

 

No13623

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2025年10月 7日 (火)

2025年第三回定例会が閉会

座間市議会は、去る930日で第三回定例会が閉会となりました。当日の本会議では、常任委員会報告、討論、採決などが行われました。また、改選から1年となり、常任委員会などの役職の変更等が行われました。

 

私も討論で登壇しました。座間市議会の場合、上程されている議案及び陳情が「一括議題」となりますので、討論はすべての議題を網羅する場合は、大変時間を要します。私の場合、今回は1時間近くになってしまいました。

 

私の討論の「目次」は以下のとおりです。

 

2024年度一般会計決算に対する賛成討論

1)決算の概要と評価

2)本市財政の構造的特徴

①近隣3市との比較

②義務的経費における経常一般財源の充当状況

3)今後の財政運営についての意見

4)決算書事項別明細書款別事業評価

①地下水保全協力金

②小学校給食費公会計化

③多文化共生補助事業及び国際化推進事業費

④ファシリティマネージメント推進事業費

⑤児童保育費及び保育園費

⑥道路維持費

⑦都市計画道路座間南林間線整備事業費

 

2024年度国民健康保険事業特別会計決算、介護保険事業特別会計決算に対する反対討論

 

2024年度水道事業会計決算に対する賛成討論

 

2024年度公共下水道事業決算に対する反対討論

 

2025年度一般会計補正予算に対する賛成討論

 

2025年度国民健康保険事業特別会計補正予算に対する反対討論

 

条例改正、工事請負契約の締結に対する賛成討論

 

指定管理者の指定及び市道の路線の認定に対する賛成並びに反対討論

 

陳情に対する賛成並びに反対討論

 

詳しくは、こちらをご覧ください。

2025年9月 討論 - おきなが明久レポート

座間市議会インターネット中継

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2025年10月 3日 (金)

一般質問の報告 その4 保育行政について

今定例会の総括質疑で取り上げた市立東原保育園の民間移管に関する議論の続きで、総括質疑で時間がなく再質疑を留保した部分、「東原保育園の民間移管はその根拠を失っているのではないか」という私の問いとその答弁です。

 

はっきり言って、私の問いに対して真正面から答えられていません。民営化は、国庫補助を活用し、建替え・規模拡大を行うための「手段」であったものが、いつの間にか「目的」と化している、というのが私の指摘です。

 

詳しくはこちらから

2025年9月 一般質問 その4 保育行政について - おきなが明久レポート

 

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2025年10月 1日 (水)

一般質問の報告 その3 公益財団法人座間市スポーツ・文化振興財団について

一般質問の報告、その3です。

 

公益財団法人座間市スポーツ・文化振興財団は、市民文化会館と市民体育館の指定管理者として、両施設の管理・運営を行っています。同財団は、長年にわたって歴代の座間市長が理事長に、財団理事には退職後の市幹部職員が就任するという、いわゆる市の「外郭団体」と呼ばれるもの。

 

この財団をめぐっては、2022年に遠藤三紀夫元市長と財団職員による市民文化会館の不適正使用が発覚し、市議会では調査特別委員会が設置され、事実確認や原因究明の調査が行われるとともに、同会館を所管する教育委員会からは、同財団に対して業務改善勧告が出され、改善計画の提出が求められました。

 

そのため、2024年度からの指定管理者の指定にあたって佐藤市長は、「財団の業務改善状況を見守る」として、これまでの指定期間5年を2年に短縮。指定管理の在り方についても検討するとのことでしたが、今回、来年度(2026年度)からの指定管理者の指定について、同財団を公募によらず特命指定するとの議案が、今定例会に提出されていました。

 

今回の一般質問では、なぜ、これまで通りの公募によらない特命指定となったのか、という点を議論しました。

 

詳しくはこちらから。

2025年9月 一般質問 その3 公益財団法人座間市スポーツ・文化振興財団について - おきなが明久レポート

 

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<座間市立市民文化会館>

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2025年9月21日 (日)

一般質問の報告 その2 外国籍住民との共生について

一般質問の報告、その2です。近年SNSで、あるいは直近の参議院選挙において、外国籍住民が日本の社会保障制度で「優遇」されているとか、「濫用」しているとかという言説が飛び交っています。

 

いわゆる「特権」とかいう言葉で、排外主義を煽るような言説ですが、事実を確認すれば特権などないことは、すぐにわかるはずです。(特権があるとすれば、在日米軍くらいでしょうが)

 

今回の一般質問では、生活保護と国民健康保険について本市のデータを明らかにしてもらい、「優遇」や「濫用」の実態があるかどうか、市当局に質しました。また、学校教育における外国籍児童・生徒への支援と身近な地域における国際交流活動の必要性について、議論しました。

 

詳しくは、こちらから

2025年9月 一般質問 その2 外国籍住民との共生について - おきなが明久レポート

座間市議会インターネット中継

 

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2025年9月17日 (水)

一般質問の報告 その1 財政運営について 過去最大となった財政調整基金残高をめぐって

去る98日に行いました私の一般質問の報告、その1です。座間市の財政調整基金、いわゆる留保財源にあたるものですが、これが過去最大の50億円を超える状況となっています。

 

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一方、座間市の市民サービス、特に福祉系のサービスでは近年、国庫補助や県費補助を伴わない市単独事業は、廃止あるいは削減される傾向にあります。こうした中で、今後どのような財政運営を行うつもりなのか、ということを議論しました。

 

詳しくはこちら

 

おきなが明久レポートweb
2025年9月 一般質問 その1 財政運営について - おきなが明久レポート

 

インターネット録画中継
座間市議会インターネット中継

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2025年9月15日 (月)

「ボタンの掛け違い」 市立東原保育園の民間移管をめぐって

去る91日に行った総括質疑の報告です。座間市議会において総括質疑とは、定例会に提案されている議案(今回は2024年度一般会計決算、特別会計決算、企業会計決算、2025年度補正予算等々)全般にわたる質疑なのですが、残念ながら会派に属さない議員の質疑時間はわずか15分(質疑のみ答弁を含まず)なので、今回私は、2025年度一般会計補正予算に絞って質疑しました。

 

詳しくはこちら。

おきなが明久レポートweb

 

具体的には、市立東原保育園の民間移管に係る予算の減額補正に関すること。座間市は同保育園の民間移管にあたって事業者公募を行いましたが、不調に終わり、事業者選定を行うことができませんでした。

 

このことについて、なぜ不調となったのかを切り口としながら、民間移管を継続する理由についてなどを質しました。というのは、座間市における公立保育園の「一部民営化」については、これまで次のように定めていました。

 

今から15年くらい前の話です。当時、公立保育園の老朽化が進んでいましたが、「小泉構造改革」以降、公立保育園への国の補助制度がなくなったため、ある意味、苦渋の選択で公立保育園の一部を民営化し、国庫補助金を活用して建替え、定員規模を拡大し、待機児童対策とする、というものでした。

 

東原保育園も対象園だったのですが、耐震診断を行ったところ、すぐにでも建替えを行った方よいということで、2021年に公立保育園のまま建替えが行われました。もちろん、国庫補助はなく、市の単独財源を支出してのことです。ところが、なぜか、この建替えの際に規模拡大は行われておらず、当時、すでに座間市の待機児童数は県内ワーストでしたが、定員はそのまま。私が「ボタンの掛け違い」というのは、このことです。

 

結局、財政面でも国庫補助金は活用できませんでしたし、喫緊の課題である待機児童解消に向けての定員拡大も行わなかった、だったら、民営化する意味があるの?というのが私の考え。

 

この問題は、総括質疑だけでは時間が足りず、一般質問でも継続して議論を行いました。インターネット中継でもご覧いだけますので、よろしければどうぞ。

座間市議会インターネット中継

 

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<市立東原保育園>

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2025年9月12日 (金)

昨年大規模改修が終了した東地区文化センターで空調機故障 設備更新の基準はどうなっているのか

去る829日に行った議案質疑の報告です。この議案は、2025年第三回定例会の開会日の冒頭に、即決議案(常任委員会付託を省略し直ちに採決)として提出された2025年度一般会計補正予算。この暑い中、東地区文化センター集会室の空調機が故障したため、設備の更新工事を行うというもの。

 

同センターは、昨年度大規模改修が行われたばかり。にもかかわらず、なぜ設備の不具合が発生したのか、座間市では設備更新の基準はどうなっているのか、公共施設の大規模改修や長寿命化にあたって、その改修内容はどのように決定されるのか、という点について、質疑しました。

 

詳しく、こちらから。

おきなが明久レポート web

 

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<座間市立東地区文化センター>

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2025年9月 7日 (日)

明日は、私の一般質問

久しぶりのブログ更新となりました。まだまだ、暑いですねえ、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、座間市議会は、すでに828日から2025年第三回定例会が開会され、2024年度の各会計決算の認定、2025年度補正予算等の提案が行われ、これら議案に対する総括質疑が行われました。私も議案質疑と総括質疑で登壇していますが、詳しい内容は後日報告するつもりです。

 

現在、本会議では3日間の日程で一般質問が行われており、明日(98日)の午前中には私も登壇します。

 

今回の私の質問テーマは以下のようになります。

 

1.財政運営について

2.外国籍住民との共生について

3.公益財団法人座間市スポーツ・文化振興財団について

4.保育行政について

 

1.については、地方公共団体の留保資金である財政調整基金残高が2024年度決算時で約37.9億円(標準財政規模の14.0%)、2025年度9月補正後は50.2億円(同18.5%)と、座間市としては、かつてないほどの残高となっていることから、今後の財政運営について議論したいと思っています。

 

2.については、ネット上や直近の参議院選挙において「外国人が日本の社会保障制度において優遇されている」などと言った言説が流布される中、これらは事実なのか、データに基づきながら検証し、地域における外国籍住民との共生について議論したいと思っています。

 

3.については、同法人が指定管理者に指定されているハーモニーホールとスカイアリーナ座間の指定管理者の更新が行われますが、今回も「特命指定」として同財団が提案されており、公募は行われていません。なぜ、公募が行われなかったという点について質して参ります。

 

4.については、実は91日に行われた総括質疑において、十分な質疑時間がなく、一般質問に引き継いだもの。具体的には、市立東原保育園の民間移管に関すること。これまでの座間市の基本方針からの逸脱が見られるのではないかと思っていますので、その点を質したいと思っています。

 

明日の登壇は2番目なので、おそらく10時頃からになると思われます。ご都合のつく方は、議会傍聴においでいただければと思います。また、座間市議会ホームページより、インターネット中継が行われますので、ご覧いただければ幸いです。

 

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<画像は、8月29日の議案質疑より>

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2025年8月 5日 (火)

おきなが明久レポート第135号

おきなが明久レポート第135号を発行しました。

 

<1・4面>

No13514

 

<2・3面>

 

No13523

 

いつもは、ご縁のある方々のお宅へご挨拶とご用聞きを兼ねて伺うのですが、なにせこの暑さ。特に今日は、炎天下の中、動くのは危険な状態。仕方なく、本日は5時起きで早朝の配達と、夕方からの配達となりました。もちろん、さすがにこの時間帯にピンポンするわけにはいきませんが、庭の水やりだったり、ごみ出し等で、何人かの方々とはお会いしてお話することはできました。

 

リアルでの対話を活動の中心としている私にとっては、この「異常気象」は、なんとも困ったものです。とはいえ、やめるわけにはいきませんからね。ボチボチやっていきます。

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