前議長の不適切を思われる行為及び座間市議会の対応方針に関する調査・研究 関係職員、議員から事情聴取
4月22日に開催された議会運営委員会では、関係職員及び議員から、事情聴取が行われました。調査事項は以下のとおり。
①議長車内での常習的な飲酒
②視察行程中の飲酒
③全国市議会議長会研究フォーラムの途中退席及び飲酒
④随行職員に対するセクハラと思われる発言
⑤職員への勤務時間外の電話
⑥職員への侮辱的な発言
⑦座間市庁舎管理規則の禁止行為(議会フロア内への飼犬の持ち込み)
このうち、前回同様に①~③及び⑦は公開で、④~⑥は非公開(秘密会)で行われましたので、公開部分について概要を報告します。
①「議長車内の常習的な飲酒」について
議会事務局長
「何度かは私が実際に目撃しております。」
「議長車内の飲酒について、前議長からお話があった際に公務、公務外の線引きが明確でない中、(帰路は)『議長公務が終了していますからね』という旨の発言をした記憶がございます。」
「私から議長車内での飲酒を控えるよう進言したことはありません。」「(理由は)公務、公務外の線引きが明確ではないことと、私が立場的に議長に何か申し上げる立場にはないということです。」
前副議長
「前議長と議長車に同乗したのは1回で、その際にローソンに立ち寄っていますが、何を飲んでいたのかは把握しておりません。」
副議長
「県の議長会に同行したのが一度あります。帰りの際にコンビニエンスストアに寄ったことは覚えています。コンビニ袋の中に缶を入れて飲んでいたと記憶していますが、何を飲んでいたのかはわかりません。」
②「視察行程中の飲酒」について
(前議長は「視察最終日、視察終了後の飲酒は委員長の判断に委ねられているとの理解でおりました」と述べているが、そのような規定や慣例はあるのか)
議会事務局長
「私が承知している限り、そうした決まり事は存在しないという認識です」
前議会事務局次長(書面)
「委員長が飲酒を許可すれば可能という根拠や規程等を目にしたことはありません」
(2025年5月13日~15日基地政策特別委員会視察の際に許可を出したのか)
前基地政策特別委員会委員長
「許可を出した覚えはありません」
「帰りの新幹線のホームで、大きなビニール袋を見せられ、その中に入っている飲料を『これ帰りに飲むからね』と見せられた覚えがあります。」
(同視察帰路において、飲酒をした事実はあるか)
松橋議員
「空港で昼食時に飲酒をしております。」
吉田議員
「(帰路の空港で)私、熊切前議長、荻原議員と飲食をしているところに、松橋議員を呼んで4人で食事をしました。その4人の中で飲酒をしていなかったのは、荻原議員と私、飲酒をしていたのは熊切前議長と松橋議員でございます。」
(2025年7月2日~4日民生教育常任委員会視察の際に許可を出したのか)
前民生教育常任委員会副委員長(委員長は視察欠席)
「許可を求められたかどうか覚えていません。」
(前議長は、帰路の際に他の議員も飲酒していたと述べているが事実か。)
荻原議員
「(帰りの新幹線内で)雰囲気としては他の方も召し上げっていたのかなというような印象は受けております。ただそれは、あくまでも雰囲気として私が受けとったものであります。」
③「全国市議会議長会議長フォーラムの途中退席・飲酒」について
(途中退席した理由、それを了承した理由は何か)
議会事務局長
「研究フォーラム2日目の会場に向かう途中で前議長から「2日目の研究フォーラムのテーマが本市の実情にはあっていないため、状況によって途中で退席するかもしれない」とのお話をいただきました。」
「当該研究フォーラムは議員を対象としたものであり、当時、当職の上司であった前議長のご判断に沿ったものだと考えております。」
(前議長は空港で飲酒したとのことだが、その時は同席していたのか)
議会事務局長
「空港に着いたのがお昼前で、一緒に昼食を取りました。その際に前議長が飲酒をされていたのは目撃しております。」
(前議長の途中退席と空港での飲酒は、議長がそういう判断ならば仕方ないという考えか)
議会事務局長
「おっしゃるとおりです。」
⑦座間市庁舎管理規則の禁止行為(犬の連れ込み)
(犬が議長室や事務局フロア内で、ゲージに入れられず放たれた際に、毅然として対応は取れなかったのか。)
前議会事務局次長(書面)
「議長室にお入りになった後、手から犬を放されたと思いますが、すでに庁舎内でのルールをお伝えしており、手から離された犬 を排除する手段はなかったものと承知しております。」
以上が公開部分の事情聴取の概要ですが、今後の議論で論点となるのは、議長が公務としての会議等の出席後の議長車での帰路の移動は、「公務中」となるのかどうかという点。私自身は、議長としての職務に伴う行為であるため公務の延長線上にあると考えます。また、適法。違法の判断とは別に、社会通念上、明らかに相当性に欠くものと言えるでしょう。
また、常任委員会等の視察帰路についても同様で、どこまでが公務となるのかという認識の共有が必要になると思います。
さらに、議会事務局長が、前議長の議長会フォーラムの途中退席や出張帰路の飲酒について、「立場上、進言できなかった」との趣旨の発言を行っていますが、立場上、議長は上司であったとしても適切な指摘が必要でしょう。今後の事実確認後の議論の論点になると思われます。
なお、今回の議会運営委員会では、事情聴取終了後に「議員の職員に対する不適切と思われる行為に関する調査」が、新たに諮問されました。これは、今回の前議長の問題に派生して、特定議員による職員へのハラスメントと思われる行為が議長、副議長から報告されたことによるものです。本件は、センシティブ情報を含まれること及び二次被害防止の観点から非公開(秘密会)で行われることとなります。
今回の問題から派生して、このような事案が発生したことは誠に残念ですが、しっかりと調査を進めていかなければなりません。
<参考>
タウンニュース海老名・座間・綾瀬版
座間市議会 前議長の不適切行為、関係者に聴取 別の議員には新たなハラスメント事案も | 海老名・座間・綾瀬 | タウンニュース
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